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七福神蓄財倶楽部 梗概

  • インドにおける発見
    古代インド、ヒマラヤ山脈を仰ぎ見る大河流域にて、ごく一部の人々の中で以下に示す2つの前代未聞の事柄が発見されました。

    心が消えるということ
    カルマの法則

    この2つの概念は、人類の歴史において古代インドにおいてのみ語られたことが知られています。
    心が消えるということはウパニシャッド(バラモン教)では「アートマン(自己)を知ること」と表現され、仏教では「ニルヴァーナ(吹き消された状態)」と表現されました。いずれにしても心が消えた世界は言葉で表現することは不可能で、「~ではない」という否定の形式のみによって語られます。
  • 中道
    ニルヴァーナに至る道を中道といい、中道の実践は仏教では以下のような否定形で語られました。

    正しく考える者ではない
    誤って考える者でもない
    何も考えない者ではない
    考える働きを滅した者でもない

    このような実践のもと、心を客観的に観察する時間を持続させていくことが中道でした。中道の実践は自己を拠り所として生きる道を確立させ、善を増大させ、やがては瞑想(サマディ)が可能となり、神通の世界に遊び、知るべきことを知り尽くして終にはニルヴァーナに至るとされています。人間世界に説かれているあらゆる善法、幸福を求める道はすべてこの中道の中に包含されるといいます。
  • カルマ
    カルマの法則は、たとえ全能の神でさえもどうすることもできない、物事を成り立たせている法則の中の法則とされました。仏陀はカルマという概念を誰でも分かるように心と言葉と身体による行い(身・口・意の三業)と説明しました。そして三つのカルマの中でも心の行いが根本であると説いています。現実はすべてこのカルマの結果であるというのがカルマの法則です。今現在の自分の状態は、すべて過去のカルマ(行い)の結果であるということになりますが、現在のカルマ(身・口・意の行い)を制御すれば、未来の自分を好きなように創造していくことが出来るということも意味しています。ここから、善い行いをすることにより未来の幸福な運命を創造していく「功徳を積む」という思想が現れました。カルマの法則は絶対なので、功徳を積むことによる幸福の実現は100%確実であるというわけです。仏陀自身も、「神々を含む全領域で、幸福を求めることにおいて自分より貪欲なものはいない」と断言し、悟りを得てからも功徳を積み続けたのです。
    人間個人だけでなく、人間社会も、宇宙全体もカルマの法則によって転変し続けます。そこで、カルマから逃れられないのならば、それは永遠に続く労働みたいなもので、救いが無いではないかという疑問が生まれました。しかし、「心が消える」ということの実現が、永遠に続くかのように見えるカルマからの解放であることも同時に理解されたのです。それ故にこの状態を実現することをカルマの作り出す世界(輪廻)からの解脱とも呼びました。
  • 功徳の追求
    未来に苦しみを増大させるようなカルマを悪業といい、未来に幸福を増大させるようなカルマを善業といいます。
    基本的に悪業とは他を傷つけることであり、善業とは他に与えることでありますが、善悪業の詳細については、仏教においてまとめられていった六道の考え方がとてもわかり易いです。
    六道(六種のカルマ)を論理的に表現すれば以下のようになるでしょう。

    地獄:生きるということは、敵対するものを損なうことであると考える。
    餓鬼:生きるということは、自分が何かを得ることであると考える。
    畜生(動物):生きるということは、目前の刺激に対する反応であると考える。
    人間:生きるということは、周りの人と喜怒哀楽を共有することであると考える。
    修羅:生きるということは、競合に勝利していくことであると考える。
    天:生きるということは、他に与えることであると考える。

    これらのうち、地獄・餓鬼・畜生のカルマは未来に発生する苦しみのほうが楽しみより多いとされ、三悪趣とよばれます。そのため、三悪趣のカルマは抑制していくことが奨励されているのです。六道のうちのどれかのカルマを発生させ続けることが生きがいになっている場合、そのためならば死んでもいいとさえ思っているような場合はその人のカルマは明解であります。通常は、六道は一人の人間の中で目まぐるしく生滅するので、注意深く心を観察し三悪趣の心の生起を抑えていくことが、未来の幸福を創る確実な道であるということになります。三悪趣のどれかが生きがいになっているような場合は、善業への転換は大変困難です。その場合は、中道をことさら熱心に実践して自己の心を客観的に観察し続ければ克服していくことが出来るでしょう。心はそれを観察し続けることによって消えていくからです。未来の幸福を作り出す善業を功徳を積むとも言います。功徳は「自制」と「分かち与える」という2つの実践から成り立っています。功徳を積むことは幸福を創造していくための必須条件なのです。
  • 自立への道
    古代インドにおける、心の消滅の発見は、人間個人は、究極においては時空(宇宙)を超えることさえ可能であることを示しています。また、カルマの法則の発見は、人間は自己自身の自在な創造者となり得ることを示しています。総じて言えば、個というものは、その潜在する可能性において社会よりも偉大であり、宇宙よりも偉大なのです。
    古代インドと異なり、現代の日本では、個人は社会というシステムの中にどうしようもないほどに組み込まれ、身動きもとれないかのように見えます。しかしながら、中道は存在しているだけで実践できるので、それをさまたげるものはありません。またカルマの法則は絶対なので、この法則を利用することによりどのような未来でも自在に創造していくことが出来るわけです。中道と功徳を積む実践、この2つを基盤とすることにより、堂々と現代社会からの自立を成し遂げ、自由を獲得していきましょう。

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